かっこいい体を自宅のみの筋トレで作る為には、最低でも3つのトレーニング器具が必要です。
その3つとは、ダンベルとトレーニングベンチ台、パワーグリップです。
ダンベルとパワーグリップについては、あとで詳しく書いた記事で紹介するとして、まずはトレーニングベンチ台が無いと自宅でまともな筋トレが出来ません。
どうせ購入するなら、商品自体が良くて安いトレーニングベンチが欲しいはず。
そこで、今回は自宅で筋トレするならどんなベンチ台がおすすめなのか?安いのでおすすめはあるのか?という事について言及していこうと思います。
トレーニングベンチを選ぶ基準

トレーニングベンチを選ぶ基準は、
- 目的(鍛えてどうなりたいか?)
- 耐久重量
- サイズ(特に高さ)
目的(鍛えてどうなりたいか?)
まず、1番大事なのは、筋トレをしてどういう体型を目指すか?というところです。
例えば、ある程度お金に余裕があって
- 出来るだけ早く効率よく筋肉をつけたい
- めちゃめちゃ体を大きくして筋肉を沢山つけたい
また、筋肉を沢山つけたい場合は、重いダンベルを扱っていく可能性があるので、耐久重量があるトレーニングベンチを選んでおく必要もあります。
逆に、あまりお金に余裕が無い場合は、耐久重量があってなるべく安いフラットベンチを購入していくのが良いでしょう。
このように、その人のゴール(目的)によって、選ぶベンチ台が変わってくると思います。
耐久重量
先程も少し話しましたが、色々なメーカーのトレーニングベンチが販売されている中、それぞれ耐久重量があります。
どんな目的で筋トレをするにしても、出来れば耐久重量の数値が大きいトレーニングベンチを購入することをおすすめします。
安いからといって、耐久重量があまり無いようなトレーニングベンチを購入して、すぐ壊れたり、怪我に繋がったりしたらシャレにならないので、こういう部分でお金はケチらないようにしましょう。
サイズ(特に高さ)
実は、トレーニングベンチを選ぶ時に、サイズ(特に高さ)もかなり重要です。
事実、私はトレーニングベンチを購入する時に、サイズ(特に高さ)を気にしていなかったので、後になって少し後悔しました。
・・・というのも、トレーニングベンチの台の高さが思ったよりもあった為、トレーニングベンチに寝転んだ時に、何とかギリギリ両足をベタッと地面につけられたくらいでした。
そして、この状態で大胸筋の種目のダンベルプレスやダンベルフライで脚を踏ん張る時に力を入れにくい事が判明。
もうちょっと、トレーニングベンチの台の高さが低ければ、思いっきり脚を踏ん張ることが出来たので、大胸筋のトレーニング効率も違ってきたのかな、と思います。
私のようにトレーニングベンチを購入してから後悔しないように、最初にサイズ(シートの幅や高さなど)を確認しておくことをおすすめします。(ちなみに、私の身長は170cmです)
トレーニングベンチの種類
フラットベンチ

名前の通り、フラットベンチは平らなタイプのベンチ台なので、角度を変えることは出来ません。
しかし、フラットベンチがあるだけでも、全身を鍛える事はできます。
出来る種目は限られてくる、というデメリットはありますが、筋トレ初心者は、最初から沢山の種目をやる必要は無いので、まずはフラットベンチを購入するのも良いでしょう。
フラットベンチができる種目をザックリ紹介しておくと、
- ダンベルプレス
- ダンベルフライ
- ワンハンドローイング
- ライイングカール
- ダンベルライイングトライセップスエクステンション
- ダンベルプルオーバー
- ダンベルフレンチプレス
- トライセップスキックバック
- ショルダープレス
- コンセントレーションカール
- ブルガリアンスクワット
こうしてみると、フラットベンチだけでも結構沢山の種目が出来ますね。
インクラインベンチ

インクラインベンチは、フラットベンチと違って、角度を変えることができるトレーニングベンチ台です。
角度を変えられることによって、フラットベンチで出来る種目とは違った角度から筋肉に刺激を与えることが出来ます。
筋トレ初心者でも、筋トレを継続していけば、いずれは初心者から脱するわけですし、目的の部位に負荷をかけるコツなども掴んできたら、色々な種目を取り入れていったほうがより効率よく筋肉をつけることにも繋がります。
なので、最初からお金に余裕がある場合は、フラットベンチよりもインクラインベンチを購入しておくのが良いでしょう。
トレーニングベンチは不良品ではない限り、簡単に壊れたり、使えなくなったりするものではないので、もしフラットベンチを購入して、後からインクラインベンチが欲しくなった場合、フラットベンチが使用できるのに買い換える事になります。
そうなると、トレーニングベンチを2台購入することになり、結果的に余分にお金が必要になるので、そういう事も考えてトレーニングベンチを選ぶと良いと思いますよ。
筋トレ初心者のダンベルメニューについては、下記の記事を参考にしてみてください。
また、インクラインベンチを利用することで、先程フラットベンチで出来る種目以外に、
- インクラインダンベルプレス
- インクラインダンベルフライ
- インクラインサイドレイズ
- インクラインリアレイズ
- ワンハンドプリチャーカール
- インクラインダンベルカール
インクラインベンチを利用することで、どの部位の筋肉に刺激を与えやすくなるのか?というと、大胸筋の上部や、三角筋(肩)の中部や下部、上腕二頭筋(主に短頭)などを鍛えやすくなります。
フラットベンチのおすすめ
リーディングエッジ・フラットベンチ
フラットベンチでおすすめの1台目は、リーディングエッジのフラットベンチです。
まず、作りが極太フレームで、ベンチのシートも7cmとしっかりしており、耐荷重が300kgあるので、普通の人がかなり重いダンベルを持って筋トレをしても問題ありません。
やっぱり安全が第一ですから。
また、片方のフレームがU字型になっていて、左右の安定性もありますし、もう片方のフレーム側に脚を置いてダンベルプレスをする時は、フレームが邪魔をしないというメリットもあります。
あと、シートの高さが41cmあり、自分の身長や足の長さによって合う、合わないが出てくるかもしれませんので、そこだけ注意が必要です。
ご自分のスペックと照らし合わせてみて、良さそうであれば、購入検討してみても良いでしょう。
リーディングエッジのフラットベンチは購入者のレビューも結構良いので、個人的にはおすすめです。
YouTen(ユーテン) フラットベンチ
こちらのYouTen(ユーテン) のフラットベンチは、価格もかなり安いですし、折りたためるというメリットもあります。
脚のフレームが1本ずつなので、左右の安定性に不安は残りますが、あとは先程紹介したリーディングエッジのフラットベンチと引けをとらないスペックです。
耐荷重も300kgあるので問題ないですが、シートの高さが43cmあるので、身長が低い人は脚を踏ん張ってトレーニングできない可能性もあるので、注意が必要です。
その辺を考慮した上で自分に合っていれば、YouTen(ユーテン) のフラットベンチはコストパフォーマンスが高いフラットベンチになるかもしれません。
インクラインベンチのおすすめ
リーディングエッジ・インクラインベンチ
インクラインベンチでもおすすめなのはリーディングエッジのインクラインベンチ。
リーディングエッジのインクラインベンチをおすすめする理由は、
- 耐荷重が300kgで重い重量のトレーニングでも安心
- 背もたれが6段階(最高70度)の角度変更(デクラインも出来る)
- 座面も3段階調節
- 3点支持構造で左右のブレにも安定
- 折りたたみができてキャスター付き
- 価格もリーズナブル(安い)
まず、耐荷重が300kgと、3点支持構造で左右のブレにも安定している、というのはインクラインベンチを選ぶ時の当たり前の前提条件です。
リーディングエッジのインクラインベンチがおすすめなのは、角度変更で、フラットよりも下の角度に変えられるので、デクラインベンチという種目も出来るところ。
これで、大胸筋の下部も鍛えやすくなります。
ちなみに、デクラインベンチとは下記のような種目のこと。
また、折りたたみができてキャスターが付いているところも良いですね。
元々狭い部屋にインクラインベンチを置く場合や、部屋を狭くしたくない人には、この折りたたみ機能とキャスターがついているところはメリットになるでしょう。
あとは、インクラインベンチの割にはリーズナブル(安い)というところや、何といっても購入者レビューが良い、というのもリーディングエッジのインクラインベンチをおすすめする理由です。(現時点で、11800円)
もし、興味があれば詳細を確認してみてください。
ちなみに、もし自分が現在使用しているインクラインベンチが壊れたら、リーディングエッジのインクラインベンチを購入すると思います。
まとめ
今回は、自宅で筋トレするならどんなベンチ台がおすすめなのか?安いのでおすすめはあるのか?という事について言及してきました。
まずは、自宅で筋トレをしてどんな体型を望むのか?というのを明確にしてから、その為にはどのトレーニングベンチが1番最適なのか?というところを明確にしていくと良いと思います。
また、耐久重量などの安全性や、自分のスペック(足の長さなど)を考慮して、トレーニングベンチのサイズも気にすると良いでしょう。
あとは、お金に余裕がある場合は、最初からインクラインベンチを購入したほうが良いと思いますし、無い場合は、基礎的な筋トレが一通り出来る安いフラットベンチを購入していけば良いと思います。
どちらのトレーニングベンチ台を購入したとしても、継続して筋トレをしていかないと理想の体型にはなれないので、購入した暁にはフル活用していくことをおすすめします。
補足
自宅で筋トレをしていく際に、トレーニングベンチ一緒に揃えるべきダンベルとパワーグリップについては、下記の記事を参考にしてみてください。
出来れば、プロテインもしっかり摂取していきましょう。(特に筋トレ後)
この記事が参考になれば幸いです。
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